の村上のどか(むらかみ のどか)
自分の商品を持たないと稼げない、と思っていました。だから作ろうとしました。三回とも、途中で止まっています。
目次までは書けるんです。書き始めると、これで足りているのか分からなくなる。人に見せられる出来かどうかも判断できない。そのうち、別の企画を思いついて、そちらを始めてしまう。
三つ目が止まったとき、作ることそのものが向いていないのかもしれないと思いました。
いま私がやっているのは、人が作ったものを紹介する形です。作らなくていいので、止まりようがありません。
これに気づくのが遅れたのは、「紹介だけで稼ぐ」ことを、どこかで下に見ていたからだと思います。自分で作るほうが偉い、という気持ちがありました。
でも、読む人にとってはどちらでも同じでした。いいものを教えてもらえるかどうかしか見ていません。誰が作ったかは、あまり関係がなかった。
作る作業がなくなったので、書くことに集中できるようになりました。書くのは元々好きなので、これは続いています。
作りかけの三つは、まだ残してあります。いつか使うかもしれないと思いつつ、たぶん使いません。